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【KP】BL

第29章 【ケツのツケ】






この可愛さ知っちゃって今更逆、イケる?
っていう不安を抱えてたりもする…。


あと、これには一つだけ欠点があって…

海人への好きがコントロールできんくて
ついつい揶揄いすぎてしまうことがある。


先月撮ったFC動画でもちょっっとやりすぎちゃって
海人をしょんぼりさせてしまった…。


途中から海人の様子にヤバい、やりすぎた…
とは思ったけど、カメラ回っとるし、途中で
引くに引けんくて…カメラ止まった瞬間、謝って。


海人は優しいからさ、『わかってるよ!廉も
おもしろくしなきゃって思ったんだよね?
大丈夫、気にしてないよ…』って言うてくれた
んやけど、あんなにノリノリで作り始めた海人が
食べ残したボングーを見て切なさがつのった。


……これは、今後の大きな課題。


まぁ、課題があるとはいえ、こうなってからは
俺の交友関係にまぜてって素直に言えるように
なったし、しんどいときはちゃんと俺の前で甘えたり
ガス抜きしてくれるようになったのは
よかったとは思うけど。


「…そんな顔すんなよ、お前。いま鏡見てみ?
 エグいで?すぐエロスイッチ入るやん…
 おちおちキスもできんわ!苦笑」

「……廉のせいだもん…」


そう小さく言いながら俺の腕にぽすんと収まって
くる海人にたまらん愛おしさを感じる。


ピンクゴールドに染められた頭を撫でながら、
もうしばらくはでろっでろに甘やかして、
美少女海ちゃんを堪能させてもらうことを決意した。


海人の括れたウエストにゆるやかに手を滑らせ
ぷりんとした形のいい尻を撫でながら
「今日終わったらいっぱいシよな?」と誘う。


俺の誘いに恥じらいながらこくん、と
可愛く頷く海人を今すぐ啼かせたくなる
衝動に駆られかけたけど、なけなしの理性で
踏みとどまることができて安心したのも束の間。

楽屋のドアをノックする音にビビりつつ
なんとか、平静を装って応える。


開けられたドアの向こうから覗かせた顔は
俺的には初めましてな男やった。

その男に笑顔を浮かべながら警戒心ゼロで
近寄っていく海人越しにその男と目が合い、
なんとも気まずい会釈を交わした。


話を盗み聞いた感じ…
どうやらカイタくんを介して知り合ったっぽくて
カイタくんのことは大好きやけど、
何してくれてんねん!って気持ちも
正直、なくはない。







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