第2章 新たな生活
花「!?」
そこには、桜の季節にふさわしいような、愛らしい女の子が立っていた。
花道の脳内で鐘が鳴る。
花(…もろ好み!)
?「バスケットはお好きですか?」
花「は、は、は、はい!!大好きです!」
洋、雄、高、忠「「「「…」」」」
4人が凍りつくほどの好反応だった。
?「本当ー!?私、赤木晴子って言うの!じゃあバスケ部に入部しない!?」
花「します!するつもりでした!」
晴子の無邪気な笑顔に、花道は一瞬で陥落した。
晴「背も高いし!流川くんとどっちが大きいだろう?同じくらいかな?」
花「流川…?」
晴「中学生の頃からずっと好きなの…」
花「ガーン!」
晴子の“好きな人”という言葉が、花道の心臓にストレートで突き刺さる。
晴「わー!すごい筋肉!お兄ちゃんもきっと喜んでくれるわ!それじゃあ昼休み体育館来てくれる??」
花「はいー!」
花道は、晴子の言葉すべてにデレデレと頷いた。
間違いなく一目惚れだった。
花「流川…だがこれからどうにかすれば問題ない!俺にもようやく春が…ナハハハ!」
高「おっと51人目になるか!?」
忠「バスケなんてやったこともねーのによ」
花「これからやれば問題ない!なんてったって俺はバスケットマンだからな!ダハハハ!」
雄「機嫌は治ったみたいだな!」
洋「はどう思うのかなぁ…」
水戸洋平だけが、花道が“新しい恋”をしたことで、
ずっと花道を追いかけていたがどんな気持ちになるのか──
それを思ってほんの少しだけ、胸の奥が重くなった。