第1章 悲劇
『敵襲だ!逃げろ!!』
騒ぐ人の様子。
死体よ焦げた匂い。
追いかけてくる足音。
あの2人は無事だろうか。
そう思いながら探していると探している内の1人の子を見つけた。
「シスター!みんなー!うあああぁぁ!!!」
そうやって叫ぶ少年の肩を掴んだ。
「ロー!無事だったんだね!」
「シズ!シスターが!みんなが!ラミが、、ラミが!!!」
泣きながら殺されたみんなの事や私の探していたもう1人、ラミの事を訴えてきた。でも、奴らに見つかった。
「居たぞー!絶対に逃がすな!!」
「とりあえず逃げるよ!!」
そう言って手を引っ張って隠れた。
2人で一切音を出さないように口を塞いでやり過ごした。
誰も居なくなっただろうという時、聞き出した。
「ロー、おじさん、おばさんは?ラミちゃんは?」
「母様と父様はもう…うぅぅ……ラミはクローゼットの中に隠したから戻らないと!!」
「私も着いていく。」
そう言って、ナイフを握りしめ、進んだ。
私は、訛っていたものの戦術は慣れていたから切り抜けられた。
だから絶対救うんだ。
そうして、病院に着くと全て燃やされていた。
「病院が…あ…ああ…あああああ!」
膝を着いてローが泣いていた。
それはそうだ。
こんな年の子にこの出来事は酷すぎる。