第13章 思ってたよりも綺麗な人
「よし、やれ!」
「オス!」
…ん?
何で私はデイダラに命令されなきゃいけないのでしょうか?
「いいからやれ。」
ぶ〜ぶ〜。
サソリさんから釘を刺されて渋々チャクラ糸を出した。
「せ〜のっ!」
とりゃ!
バァン!
「おぉ、出来た!」
「よ〜し。オイラのお陰だな、うん。」
「そうだね。」
そういうのは普通、自分以外の誰かから言ってもらうものだよね。いいけど。
「ま、ともかく。これを量産できればいけるんじゃね?」
今度は一度に十個出してみた。
「からの〜打ち上げ!」
チャクラ糸を一気に十本繋げて、素早く半円状に宙に放つと、チャクラを一気に流す。
ババババン!!!
「完成〜!!」
いやっほ〜い!
やっぱ、人から知恵を借りると早いねぇ。
私はみんなの方を振り返ると、ぴしっと敬礼する。
「ご協力ありがとうございました!」
言ったら、三者三様に笑ってくれた。
「それじゃ、私はお暇するわ。エニシ、また来てもいい?」
「いいよ!今度はこの子たちとも遊んでよ。」
私は言いながら、傍にいた双子を撫でる。
ごろごろ言ってかわゆす♪
「えぇ、ぜび。」
そう言うと、彼女の身体からバラバラと紙が舞い上がり、姿が消えてしまった。
「またね〜!」
空に向かって言うと、つむじ風のように紙がくるくると舞っていった。