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訳アリ主と恋スル執事たち【あくねこ短編集】

第30章 螺旋の薔薇【🌟 → 主 ← 🌹 ✉️*】


「っ……狭いっすねぇ……。あなたの内(なか)、たまらないですよ」



「そんな事、言わなっ……あんっ!」

言葉を遮るように抽挿を開始する。



「あなたの内………、こんなにいいなんて………。」

熱にうかされたように口にする。

蜜でひたひたに濡れている花筒は、アモンの雄の象徴を包み込むように収縮していた。



「そんなに締めつけないでください。………内に出したくなっちゃうっすよ」

身をかがめて耳朶を舐めながらも抽挿は止めない。

がんがんと内壁を激しく擦り上げるように動かせば、

ラムリがその所作に対抗するように腰の動きを加速させた。



「や、………止まっ……!

止まって、ああぁっ………おかしくなっちゃう……!」



「いいですよ、おかしくなって。

………オレしか見えなくなるくらいに、壊してあげますっす」

戯れに花芽を探り当て、すり潰すように触れながら、

ぞりぞりと下から内壁を押し上げるように突き上げると。


「あ……っああぁぁ………っ!」



「っ………!」

達した彼女のしめつけに素早く花筒から自身を抜き去る。

そして、滑らかな彼女の腹に精を奔らせた。



真っ白な肌の至るところに刻まれた所有印の狭間を縫うように、どろりとし白濁が滴り落ちていく。



「はぁ、はぁ………っ」

ヴァリスが呼吸をする度に、豊かな胸が上下する。

身体を起こそうとした脚を掴んで、己のほうへと引き戻した。



「っ………まだ……!?」

唐突に突き入れられて、驚いた彼女が眼をみひらく。



「足りないんすよ……あなたが。もっと、………もっとくださいっす」



「ボクも………ボクも、もっとあなたが欲しいんです……!」

彼女は朝まで、ふたりの腕のなかから解放されなかった………。
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