第12章 新たな季節。
ふと隣に座る山田君の視線を感じた。
山田「原さん、ライン教えてもらってもええ?」
山田君が携帯を取り出し、遠慮がちに聞いてきた。
「え?いい、、ですけど…。」
山田「マジ⁇ヤッタ‼︎」
私は携帯を取り出し山田君と連絡先を交換した。
佐々木「ともみちゃん、嫌やったらハッキリ言った方が良えで?」
山田「何やその言い方〜。ホンマ可愛いげがないな、原さんを少しは見習え!」
夕子ちゃんはハイハーイと聞きながしている。
私がチラッと時計を気にすると、夕子ちゃんはそれに気づいたようで
佐々木「あ、そろそろ行く?」
「うん。買い物して帰らなきゃだし…。」
山田「えー⁇うそやん!早いわ〜!」
「・・すいません。」
山田君にペコッと頭を下げる。
佐々木「いーのいーの!元々無理言って付き合わせちゃったんだから。今日はありがと。夕飯、ハンバーグやったっけ(笑)?」
笑って頷き、鞄を肩に掛けると、山田君がチョンチョンと鞄を引っ張った。
山田「原さん!今度さ、休みの日みんなで遊び行かへん?」
佐々木「お?ええやん♪」
「・・えーっと、夕子ちゃんも一緒なら…。」
山田「まぁ、、しゃーない!夕子も一緒や。」
佐々木「人をオマケみたいに言うな。」
「フフッじゃあ私は行くね。あの2人はまだ話してるし、、華ちゃんに宜しく伝えて?」
私は2人に手を振ると店を出た。
侑君に黙って出て来ちゃったけど、、
帰ってきたら話せばいいか…。