第12章 新たな季節。
約束の時間より早く待ち合わせのカフェに着いた私達は、お茶をしながら華ちゃんの話題で盛り上がっていた。
佐々木「え?華ちゃんバレー部やったん?」
華「・・・もっぱらベンチを温めてました…。」
あはは、と笑う華ちゃんに私と夕子ちゃんも苦笑いを浮かべた。
「高校ではバレーやらなくて良かったの?」
華「もう、いいんです。私小さいし、センスもないので…。
でもバレーボールは好きなので、本当はバレー部のマネがしたかったんですが、、って佐々木先輩の前ですいません!」
佐々木「ハハッ、気にせんで良えよ?でもそっかぁ、うちのバレー部は男女ともマネ居らんもんな。」
華ちゃんは眉を下げ頷いた。
あれ?そう言えば、、
「華ちゃんて関西の人じゃないの?」
華ちゃんが関西弁でない事に気づいた。
華「はい。出身は東京なんですがお父さんが転勤族で結構あちこち行きました。
・・そう言えば原先輩も関東出身ですか?」
「フフッ、私も東京だよ。」
えー‼︎と大きな目をさらに大きくさせ驚く華ちゃん。
またその顔が可愛いくて私もつい顔が綻んだ。
佐々木「あ、来た来た!おーい。」