第2章 本当に生理…?
「ここ学校だって!!」
誰にも見られていないよなと辺りを見渡すも、放課後の時間帯と言うのもあり、幸いにも人の気配や姿はなかった。
「俺は人の確認くらいしてるからな」
余裕の表情を見せる玲人は慌てる俺とは正反対でどこか悔しい。
一応…俺と玲人が付き合っていることは秘密にしている。
男同士、同性の恋愛。
それが周りの目にどう映るのか。
俺は知っている。
…でも玲人を好きになってしまった。
それは仕方の無いことだ。
笑みを浮かべる玲人を見上げて小さくため息を吐いた俺は、カバンを掴むと席から立った。
「…圭、生徒会室に行くか?」
「……ん」
コクリと頷いた俺を見た玲人はすぐに足を進めて教室を出る。
久々に会う恋人の後ろ姿を追いながら、俺は先程重ねられた唇に指先で軽く触れた。