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ONE MORE CHANCE【東リべ】

第10章 Betrayal


『ごめんね、遅くなって…待った?』

「いえ、大丈夫ッス。
こちらこそ急に呼び出してすみません…」

『いいの。私も千冬くんには会いたかったし…』

「え?」

『じゃあまずは…少し傷見せて?
タケミっちちょっと待っててね』

「あ、はい」











伊織さんはすぐに来てくれた

千冬の包帯を取って、伊織さんはガーゼ変えたり傷口消毒したりする

…やっぱり慣れてるな












『よし、今日はこれでおしまい。
右目の方はまだ結構かかりそうね…2週間ってとこかな』

「ッス…
ありがとうございます…」

『それで…何か私に用?』

「あ、あの!場地さ「ちょっと千冬待ってくれ」

「は?」

「あの!先に謝らせて下さい!
この前…参番隊任命式の時殴ってすみませんでした…!!!」












俺はそう言って頭を下げる

…伊織さんの頬はまだ少し腫れていて痛々しい


俺はあの時本気で振り抜いた

…絶対痛かったはずだ











『ああ、これ?
大丈夫よ。そんなに痛くないし。
それに、私の方こそごめんね。あの後万次郎に殴られたんでしょう?
万次郎の一発は人殺せるから…』

「い、いえ!マイキーくんが怒るのは当たり前です…」

『そもそも、私が自分からやったんだから気にしないで。
…タケミっちの気持ちも分かるから、、、』

「え…」

『…ごめんね、』

「っ」












そう言って眉を下げて笑う伊織さん

…苦しそうに笑う顔が見ていてすごく胸の奥が痛む












『…それで、、、君たち2人は珍しい組み合わせね。
私に用があったんでしょう?
そろそろ聞くわ。』

「あ、はい。
…なんとなく察しがついてるかもしれないんスけど、、、場地さんのことです。」

『…』

「稀咲がヤバい奴だってことは俺たちなりに調べてわかりました。
場地さんはそれを探るために芭流覇羅にいる。
違いますか?」












千冬はまっすぐ伊織さんの目を見据えながらそう言う

伊織さんはスッと笑みをしまうと、その目を見つめ返したまま口を開いた
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