第14章 復活の時
門番を倒したことで弐條城にいる妖たちが一斉にこちらに向かってきた
「よぉく聞け、京の魑魅魍魎ども。
奴良組(オレたち)とてめぇらの大将とは四百年分の因縁てぇやつが、ごっそりついちまってるみてぇだが...この際キレイさっぱりと...ケジメをつけさせてもらいに来た!
邪魔する奴ぁ、遠慮なくたたっ斬って...三途の川ぁ見せてやるから、覚悟ねぇ奴ぁすっこんでろ!!」
リクオのその言葉が開戦の合図となった
「ヒュウ♡カックイイ!
ゆらちゃん、一応もらってるで畏のはおり。」
と秀元
「いるか!!」
とゆら
秀元は相変わらずマイペースだ
弓を持つ妖たちがゆらに向けて矢を放つ
ゆらは護符で身を守っていた
「気ぃつけてぇやゆらちゃん。
ぬらちゃんの孫!!この城のどこかに鵺ヶ池っちゅーのがある。
そこが羽衣狐の出産場所や!
あんたならたどりつけるやろ。ぬらちゃんの孫...ならな♡」
秀元がリクオにそう言った
「おぅ」
リクオが城に入る橋を渡ろうとした時だった
「ぬらくん!!あぶない!!」
ゆらが叫んだ
「いかんな〜」
上から大きな口を持った妖が現れた
リクオは間一髪でかわす
「彼奴め、祢々切丸をとりだそうとしておるぞ!
そのまま横にふり回すぞ!!気をつけい!!」
もうひとりの妖の言葉に合わせて動く大きな口の妖
リクオの攻撃をかわした
京妖怪の鬼一口とサトリだった
「よめるよめる。なにしゆうかわかるぞ。
やっぱり玄関から堂々入ろうとしょった。わかるわかる。
わかるぞ...おぬしが次何するか手にとるようにな〜」
サトリがそう言った
『じゃあ、私の攻撃も読めるのよね?』
私はサトリと鬼一口を斬った
「な...っ...」
『あら、気付かなかった?
てっきり私の心も読んでるのかと思ったわ...』
鬼一口とサトリが堀に落ちる
落ちる寸前、サトリと目が合った
「おぬし...なぜ...」
『しー...おしゃべりは駄目よ?そのまま消えなさい。
明鏡止水・桜』
私は明鏡止水・桜で二人を燃やす
そこには大きな火柱があがった
「やるな、姉貴」
『ありがと、横取りしちゃってごめんね』
「かまわねぇよ。
よっしゃ行くぜ。目指すは羽衣狐が待つ鵺ヶ池だ!!」