第45章 complexion ■
次に引っ張られて入ったのは家電量販店だった。
「今度は何を買うつもり?」
「そろそろルンバを変えようかなと思ってね〜♪」
「えぇ?!あんなに良いのがあるのに?!」
うちではいかにも高価そうで新品さながらのルンバを飼っているため掃除機をかける必要がほぼない。
(よくクマはルンバに乗りながら読書をしている)
それなのにまた新しくルンバを買うとは一体何を考えているのやらだ。
「あのさぁ…さっきから言ってるけど、うちにあるものを買うのはやめようよ。ただのお金の無駄遣いだよ?」
「もうっそんなに僕の経済状況が心配なの?安心してよっ!お姫様の1人や2人、いや10人や20人余裕で養えるよ。」
その発言にレイはムッとする。
まるで何人もの女を囲っている富豪のような言い草だ。
結局、25万もする最新型プレミアムルンバ(限定モデル)を購入していた。