第45章 complexion ■
「"人をダメにするソファー"ってやつだよ。
うっわ!マジ超〜ふっわふわ〜!はぁー…」
五条は盛大にそれに体を埋めて目を瞑った。
どうやら人気商品らしく、パネルの宣伝がとても目立っている。
レイもおずおずと隣のそれに腰かけ手触りを確認する。
ビーズクッションのようにぷにぷにで、なんとも心地よく、思わず眠ってしまいたくなる。
確かにこれは文字通り、人をダメにしかねないと思った。
「ね!いいよねこれ!」
「うん気持ちいいね…でもこんなのあったら本当に…」
「よっしこれ買おう〜♪」
「ちょっ!まっ」
レイはすかさず値段を確認する。
2万近い…
思っていたよりも安い…かな…?
あれ??
私の金銭感覚まで悟のせいでおかしくなってる?!
呆然として考え込んでいると、いつの間にか五条はそれを購入していて、後日家に送ってもらう手配も済ませていた。