第45章 complexion ■
「あ、あとさぁ、LINEのアイコンそろそろ変えよ〜」
「えっ、もう?!」
LINEのアイコンは以前五条に言われて、五条とのツーショットに変えたばかりだ。
それだけでも正直かなり照れ臭いというのに…
「もうって、1週間に1度くらいは変えないと。僕たちほら、俗に言うリア充カップルなわけだしぃ〜!」
「そっそんなに頻繁に変えてたら馬鹿だと思われるよっ。てか恥ずかしいよっ」
「は?何が恥ずかしいわけ?ほらこっち向いて!」
肩を抱き寄せられ、アプリで猫耳と髭を付けたツーショットが撮られた。
「あ〜はっは!かっわい〜レイ!あ〜ヤバいこれやっぱ待受けにしたいわ!ちょっと今度こっちのくま耳で撮ろっ!あっ、おいクマも入れ!」
結局クマも含めた3名のクマという3ショットが撮られ、強制的にLINEのアイコンに変えられた。
ちなみにクマ本人のアイコンは、覚醒ハードモードの超恐ろしいクマの写メだ。
本人曰く、威嚇するためらしいが、
LINE交換してこれを見た誰もは同一人物…いや同一クマとは思えなすぎてしばらく萎縮してしまっている。
「じゃっ、僕もお風呂入ってこよ〜っ!」
「はぁ…もう勝手なんだから…」
クマは静かに、「マジでそろそろ、だな…」と呟いた。