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【ハイキュー】 続・波長 【孤爪研磨】

第14章 蜂蜜










「…かわい、イっちゃったの?」









手をついて倒れそうな身体をぎりぎりで支えて呼吸を整えていると
研磨くんがその腕をくっと取って声をかけてくる

崩れるように研磨くんの身体に身を預ければ研磨くんの手がくしゃっと優しく頭を包む









その優しさに揺蕩うようにしながら、
研磨くんの鼓動に耳を傾け余韻に浸る

有り余るほどの幸福だと思う。

大好きな人と繋がって、エクスタシーに達して、
それからその腕の中で余韻に浸れるなんて。

目を瞑っているのに目の前が眩しくなるような、感じ。










「…どうしよ、思いやりとかどこ行っちゃったんだろ」

『……?』

「昨日からこんなのばっかだ、おさめれない。また後でって、我慢できない」

『…研磨くん、何言ってるの?』

「……わかんない? おれが、もっと欲しいの、まだ足りない」

『……あ、』









そうだよね、さっき口でしたとは言っても、
またこうして元気になってるわけだし、今もそれは、うん。
わたしがイっただけで研磨くんのはまだ……










「ねぇ、穂波」

『…ん?』

「もう動ける?」

『え?』

「足りない」

『…ん、ごめんね、わたしだけ気持ち良くなっちゃって』

「…別に、それは、おれ嬉しいから普通に、それにこうやって繋がってるだけですごい気持ちいい」

『……えっと、それで』








なんでだろうな、てっきりわたしはこのまま、研磨くんにまた苦しくされるんだと思った。
もう限界なのにもっともっと気持ち良くさせられて、快感を与えられて、
泣きながら、研磨くんと達するんだって。
なんていうか、わたしはその、下になって、組み敷かれて……?

けどさっき研磨くんは、聞き間違えじゃなければ、動ける?って言ったような気がする…











「うん、それで、おれのことイかせて?」










空気の振動で耳に響くその声と。
研磨くんの身体の振動を通して届くその音に。
この、淡々と無茶を言ってくる研磨くんの感じに。

突き落とされるような心地がするのに、
同時にどうしてか子宮が疼いた。

これを中毒と言わずなんと言うのだろう。
虜どころじゃない、わたしはすっかり、研磨くんの中毒になってるんだと思った。








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