第14章 蜂蜜
ー研磨sideー
さっきはちょっと、セーブかけてるみたいだったキスが、
今はもう、しっかりこういうときの穂波。
よくわかんないけど、すっごい満たされていく。
馬鹿みたいだけど、ほんとのはなし。
『…んっ 研磨くんっ 止まれない…』
「ん、止まらなくていーよ そのまま」
『…ッあ ………ん…』
腰がくねくねとおれの上で動き出す。
奥に擦り付けるみたいにして。
甘い声も、吐息も、全部全部、おれだけのもの。
穂波は、おれだけの、もの。
今穂波は服を脱いでない。
シャツを全部開けて、下着もホックは外したけどつけたままで。
スカートも履いたまま。
穂波の実家のソファでシたときみたいだなって。
…何度かしてるけど 初めて、ソファでしたときみたい。
おれの上に乗って、腰揺らして、気持ちよさそうにしてる。
早く全部見たいって思ったけど、ほとんど隠れてるけどなんか…
全部ダダ漏れって感じがある。
おれの名前を何度も苦しそうに、甘い声で呼びながら、快楽をむさぼってる。
おれが欲しかった、おれのことがすき、おれで気持ちよくなってる、
なんかそういうの、全部だだもれで。
やっぱり、変だけど、すごい満たされていく。
『研磨くッ もぉ イっ……』
「ん、いーよ。 ……ッ」
いーよ、なんて言ってるけど、おれも久しぶりなのもあって何度もイきそうになってる。
おれの上で穂波がイって、その締め付けに持っていかれそうになる。
おれにぎゅっとしがみついた腕の力がふわっと抜けて、ぐっと体重が乗ってくる。
あれもこれも、欲張りたいけどそれはもう、あとでじっくりとするとして。