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【ハイキュー】 続・波長 【孤爪研磨】

第12章 Hi!











「…じゃあ、決め事をしよう」

『…な、カズくん?』











カズくんはくるりとこちらに身体を向けて、わたしの目を見据える。
間接照明で照らされたその表情がとても大人びていて、いろいろ身体が反応する。
心臓がドキってするだけじゃない、いろいろ。











「…穂波が触ってっておねだりするまで、触らない」

『なっ』

「でもキスはすると思う、いいかなって思ったら。無理やりはしないよ、もちろん。
でもいいよ、って許可が必要なものでもない気がしてるから」

『い…今も触ってるのはどうなるの』

「ここもダメなの?」










カズくんの細い指がわたしの首筋を下から上に行ったり来たり。












「おれが自分から触らないのは……んー、胸と下のいつも隠れてるとこだけ」

『カカカカ…』

「胸は触らないと触ってって言わせれないかなって思ったけど、首触ってるだけでこんな顔してるし」

『…ッ……』

「息荒げてるし」

『……ん、』

「もう物欲しそう。すごいね、おれががっつくはずのとこなのに。
穂波が理性崩してがっついてきたらやばいな… それ想像するだけで我慢できる」

『……っ』











その捕食者のような目は、誰かと被せてはいけない。
これはカズくんであって、彼の持つ魅力だ。
でもやっぱり、見慣れた、見られ慣れたあの…色っぽい瞳と重なってしまって、
身体の反応が、割増で加速して行くのがわかる。











「穂波はさっき言ったのでいい?」

『な…にが』

「おれが一緒に寝ないっていうまで、一緒に寝るの?おれが寝よって言ったら」

『へ?』

「決め事の話」

『…え、でも、寝れないときはわたしも寝ない』

「寝れない時って?おれを欲しくなったとき?」

『ちがっ』

「違うよね、それはずるいもん。おれは欲しいのを我慢するのに。
おれを欲しいってなって、寝るのをやめたらそれはその時が一つの終わりだよ。
終わりで、何かが始まるとき。 …そっか、じゃあそれを目安にしよ」

『へ?』

「安心して、穂波がいそがしいとき、邪魔はしないしそれに…、」

『………』

















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