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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第17章 スルタン企画 絶対君主には成れずとも$ 上巻


寂れた路地裏。

お忍びでも歩かないであろう暗がりの道を進む。

王宮暮らしが嫌いなわけではなかったが、煩わしさを覚えていたのは間違いない。

俺のそんな態度が仇(あだ)になったのだろう。

だこらこそ、大臣の一人に付け入る隙を与えてしまった。


義勇は唇を噛み締める。


悔しさと情けなさが押し寄せてくる。


こんな時はいつも、アイツが居てくれたのに……


アイツは今頃、何をしているだろうか--


$$$


王子は、義勇はどうなってしまったのだろうか?

こと政治については、女である私は前に出ることは許されず……



口惜しい。

愛する人が、今苦しんでおられるというのに…

私はその側に居ることも出来ない--


王宮の一室で窓の外を見つめる那岐。


ぎゅっと拳を握りしめて、せめてと夜空に瞬く星たちに彼の身の安全を祈った。

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