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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第21章 スルタンコラボ企画 〜睡蓮の昼寝〜





「なら、同等でいねぇとダメだ」

目の前にある、
睦の鎖骨の辺りに唇を寄せる。

「仲良く『して欲しい』なんて言ってねぇで
ちゃんと仲良くシタイって言え。
でないとトモダチにはなれねぇぞ」

「友達…友達?」

大きな目を何度も瞬かせ
その単語を繰り返した。

「友達…できるの?私に…?」

そろりと見下ろされ、…
その目は期待と不安に溢れていて、
こいつがずっと孤独を抱えていた事を
今更ながら思い知る。

「できる。しかも、一遍に3人もな。
よかったなぁ…」

「3人も…」

どこか他人事のように呟いている睦の
リボンになっている、
サンドレスの肩紐の結び目をほどき、
そこに唇を押し当てた。
特に嫌がりもしないのでそのまま続けつつ、

「もう、淋しくねぇだろ」

部屋に戻ればあの侍女がいて、
部屋を出れば3人のうちの誰か、若しくは
3人揃って居てくれる。
よっぽどでなければ
夜の間は俺も居てやれる。

「…私、淋しかったのかな」

ぽつりと呟く睦は
俺に意見を求めているように見えた。

「さぁな…。
ただ、俺にはそう見えたが…?」

こいつは人の気持ちには聡いし
気遣いもできる。
なのに自分の事となるとからっきしだ。
後になってからでないと
わからないらしい。

淋しいことにも気付けないなんて、
悲しすぎる気がして、なのに

「でももう、大丈夫だからな」

そんな事しか言ってやれない。

「…うん」

それでも嬉しそうに微笑んで、
また俺の頬にキスをする。
……

もう片方の肩紐をほどくと、
はらりと身頃がはだけ
ハリがあり膨よかな胸が曝された。

「…さっきから…何してるの…」

ここへ来て
この状況に対してやっと言及した睦。

「…気づいてたのか?」

「気づかないわけがないでしょ…」

ばかね、と笑い
唇にキスを落とす。

睦からそうされるのは新鮮で
俺の気分を昂らせた。
下から持ち上げるようにして胸を揉むと
少し身をくねらせる。
そんな事をすれば
いつもなら逃げようとしているだろう。
でも今は、
拙い口づけを繰り返すばかり。

「…睦…?」

「…ん…っ?」

「逃げねぇのか…?」

キスを受けながら訊くと

「ん、…逃げて、ほしい…?」

ぎくりとするような事を口走る。



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