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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第21章 スルタンコラボ企画 〜睡蓮の昼寝〜





それでも私は眠たいの…
この心地いい、微睡の中に沈んでいたい…

ふわりと眠りに落ちそうになると
頸に唇を当てられて
また眠りそうになると
耳に歯を立てられる。

「んん…!」

多少ストレスを感じて
身をよじり全身でベッドへと伏せた。
それを無言で、すぐに返されて
正面から抱きしめられる。

おでこに少しだけ熱い唇が触れた。
あぁ、それも心地いいかも…

大切にされている感があって幸せ…
だったのに、
不意に胸の辺りをまさぐられ
夢のような幸せは一気に現実に引き戻される。

「…っ」

やめさせようとその手を掴んだ。
あれ?と思うほど簡単に手は解け、
不思議になって目を開けた瞬間、
背中をぎゅっと抱き寄せられて
彼の顔が胸元に埋まった……

「ッ⁉︎な、なにしてるのッ‼︎」

ガッと彼の肩を掴むけれど
まぁそんなもの、びくともしない。

「んー…ココきもちいだろー…?」

「……」

珍しく寝ぼけてる…?
間延びした喋り方。
甘えて全身て擦り寄ってくる仕草…

大きい子どもみたいで
ちょっと…可愛い、なんて…

「気持ちいい、?」

自分の胸元を覗き込むと
半分寝ている天元が目に入った。
微睡むの、気持ちいいね…

「…んぁあ…お前ふわふわだからな…」

胸に頬ずりされてくすぐったい。
でも心地良さそうにしているこの人の
邪魔をするのも忍びない…。
よからぬ事を考えているわけでもなさそうだし。

「…そうなんだ…」

日々の公務でお疲れであろう
大きな子どもの髪をよしよしと撫でつけた。
それも手伝ったのか
そのうちスウ、と穏やかな寝息が聞こえてくる。

いつも強くて気を張っているこの人の
こんなに無防備な姿を見られるのは貴重だ。
規則正しい寝息を聞いていると
催眠術にでもかかったように
瞼が重くなっていく……


あぁもう朝だから…

起きなくちゃ………



チュ、という音が何度も耳に届く。
誰か、キスでもしてる?

あれれ?私、どこにいたっけ…?
何してたっけ…

あ、もう朝で、起きなくちゃって思ったんだ。
でも天元の寝息が私を眠りに引き込んで…

じゃあ
…チュ、の音源は…?

瞼を開けて開けた視界に
私の胸を吸いながら
どこまですれば起きるのかを試しているような
そんな瞳が私を見上げていた。

「あ、起きた」

悪びれもせずシレッと言う……



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