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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第21章 スルタンコラボ企画 〜睡蓮の昼寝〜





「睦…?」

泣いている事に驚いて
咄嗟に抱きしめてくれる。

「なんだ睦…なに泣いてんだよ」

「だって…天元が…」

「俺が?」

「天元の、ものになりたいの…
優し、の…嬉しい、けど…っ」

もともと息が上がっていたのと、
涙が止まらないのとで
話すこともままならない…
それでも、ちゃんと伝えたい。

「お前はもう俺のモンだよ、
だから、優しくしてぇんだろ…?」

「ん…でも私…大丈夫に、なりたいの。
天元の、…いいように…なりたい…」

「な、に言ってんだ。
睦がそんな事する必要ねぇよ…
今のままで充分、愛してるから」

身体を繋げたこんな状態で、
おかしなほど優しく囁かれて
うん、と頷いてしまいたくなるけれど、
私の想いは止まらなかった。
それがどうしてかなんて…
彼にはお見通しだろうな。

「お前なにを焦ってる?」

そう、
私は焦っていたんだ。

忘れたつもりでも、
ごまかしたつもりでも、
心の片隅に残る闇。
真っ新な紙に、どす黒いインクでも
垂らしたかのように
どんどん広がっていく闇。

この人を失ってしまうかもしれない恐怖が
私を追い立てていくの。

「ちがう…違うのお願い、ちゃんと
天元を…受け、入れたい…っ…すきなの…」

「睦お前…
俺の弱みにつけ込むのか…
泣きながら…んな可愛いコト言われちゃ
俺には拒めねぇだろ…ッ」

「んぁあっ」

ズンと重くのしかかる身体に合わせて
再び深く繋がった2人。
さっきと違うのは、
細かく揺さぶり、
小刻みに震わせてくる動きだ。

「ッ…あ″ぁああ…!」

「この方が…痛み、はねぇだろ…
しばらくこうしてやるから…慣れろよ…」

子宮に直接、振動を送られているようなそれは
さっきの長いストロークとは全然違う快感で
私を恍惚の淵へと堕としていく。

強い快感の中、薄く目を開くと
額に玉のような汗を光らせて
美しい顔を歪ませる天元がいた。

それを見て、
私の我儘に付き合ってくれたのだと思った。
あんな、はち切れそうに膨れ上がった欲を抱えて
こんな緩い行為で満足するわけがない。

本当なら好きなように動きたいだろうに
私のためにそうしない彼が
ひどく愛しく感じた。


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