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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第21章 スルタンコラボ企画 〜睡蓮の昼寝〜





「…照れてる」

「そりゃ…お前と同じなの!
一緒にいておんなじことしてりゃ
胸ンとことか頭ン中がおかしくなって
当たり前ぇだろ。
好きな女が、俺で骨抜きになってりゃ
喜んじまうんだよ。
そんなん…お前だけなワケねぇ。
一緒に、決まってんだろ…」

一緒、なの?
私と?

「……私だけじゃ、ないの…?」

「んなワケねぇだろうが。
俺、お前に惚れてんだぞ」

「いつも、私だけだと思ってた」

「それは誤解。ほら…」

ほっぺに当てていた手を握られて
厚い胸板に当てられる。
その手を通して
速い鼓動が伝わってきた。
ふと目を見つめると、
諦めたように細められ

「一緒にしてて、
お前だけどうにかなるわけねぇだろ?」

私は愛しいのが溢れ出してきてしまう。
困った…
明後日の朝、なんて…
無理だと思ってたのに。
幸せでおかしくなるかも。

お互いの気持ちが溶け合ったのを
彼も感じ取ったのかもしれない。

「……俺の部屋に、女がいるのっていいな…」

ぼそりとつぶやいて
私の身体を長い腕で絡め取る。

あいつに気づいてしまった恐怖や
天元から酷い扱いを受けた絶望も
どこかへ行ってしまう程の安心感…

嫌がる素振りを見せない私に
彼も安心したようで
よしよしと頭を撫でてくれた。
そっと目を閉じると
この人の温もりをもっと感じる事ができて
どこか懐かしいような心地よさに浸っていた。

「…眠たいか?」

更に響く、優しい声…

……眠たいか…?

「眠くない」

眠たいから目を閉じたんじゃない。
ぱちりと目を開けた私を

「そりゃよかった…」

わざと覗き込んで目を合わせさせてから
深く唇を重ねてきた。

「っ、」

突然の事に私が驚いているのを
楽しそうに笑って見て

「寝かせねぇって言ってんの」

もう一度キスを落とす。
私を抱きしめていた手が
素肌を滑り降りていく。

ゆっくりと
様子を窺うように、
反応を試すように、
その手が私の肌を辿るたびに
熱を持ったようになっていった。
呆気なく煽られてしまう自分に呆れる。

ちょっと優しくされるだけで
すぐに絆されて
好きっていう気持ちだけになってしまうんだ。
何をされたかなんて、
あっという間に忘れちゃう。
…ばかになっちゃったのかな。


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