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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第21章 スルタンコラボ企画 〜睡蓮の昼寝〜





「おや、やはりそのお方が睦様で…!
王様がさぞ喜ばれる事でしょう。
天元様ったら睦様のことを
いつまでも大切に隠しておられるものだから
王様が痺れを切らして、
毎日のように私をつつくんですよ?
私ではなく、天元様に直接仰ればいいものを…
まったくあのお方も結局天元には
甘いのですから…」

なんだか話し方が…
お姉さんみたいだ。
…男性よね?
実は女性だったり…?
なんにせよ、私はこの人が好きだ。

「あ″ー話なげぇし。もう行くし」

私の手をむんずと掴み、
天元は怠そうに一歩踏み出した。

男性の前を通り過ぎようとした途端、
私はもう一方の腕をその人に掴まれた。
ぐんっと引き戻された天元は
その大元を見遣り、

「もう行くし!つぅか触んなし‼︎」

目を吊り上げ、私を奪い返した天元をものともせず

「私を紹介してはくださらないのですか?」

にこっと笑って見せた。

「……睦、こいつはアーディルだ。
親父付きの何故か1番の執事だ」

コレでいいか、と言わんばかり
アーディルという執事さんに
胸を張ってみせる天元。
そんな態度にもにこやかに笑って

「アーディルと申します。
何故か王様1の執事であります故、
今後お目にかかる機会も増えるかと存じます。
睦様、以後お見知り置きを…」

そう言って恭しく腰を折り
私の手を握ろうとした途端…
その手を天元にぱっと奪われた。

「触んなっつってんの!」

「忠誠の証ですのに…」

「俺のなの!俺が守るからいいんだよ」

「えぇー?天元様だけじゃ
無理に決まってるじゃないですか。
公務ですぐ居なくなっちゃうクセに…」

「はぁあ⁉︎じゃこれから連れてくわ」

「…こんな我儘王子のどこがよろしいのですか?」

くるぅりと私に振り向いたアーディルさんの顔は
ひどく不思議そうだ。

「わかったぞアーディル。
俺を貶める魂胆だな。それで何だ。
俺らの愛の程を測りてぇのか?」

「何を仰っておられるのか。
私はただ、天元様がこの先睦様に
呆れられる事が無きようにと
思っているだけですよ。ね?睦様?」



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