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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第21章 スルタンコラボ企画 〜睡蓮の昼寝〜





「…っん…」

あれ、
…いつの間に、こんな事をしているのが、
当然のようになったんだろう。

明るいとか暗いとか
そんな事お構いなく私を翻弄する天元。
嚙み付くような口づけをされたかと思えば
優しく舌の先に吸いつかれ
その緩急をつけたキスに
私は身体の奥を疼かせてしまう。

そんな自分が少し恐ろしくて
縋るように彼の背中に手を回した。
そうやってつかまっていないと、
自分がどこかへ行ってしまいそうな…
そんな気さえしたんだ。

背の高い彼に届くよう
喉を仰け反らせて上を向く私に、
覆い被さるようにして真上から唇を押し付ける。

ゆっくりと私の口唇を味わうような口づけに

「…ん、…っふ、ぅ…んぁ…」

とっても幸せな夢でも見ているみたいに
ふわふわで気持ちよくなって来た。
そんな私を感じ取ったのか、大きな手が
口づけと同じくらい優しく、私の身体を辿りだす。

また違った感覚が私を支配して
あちこちに与えられる甘い刺激が
どんどん私を堕として行った。

お互いに呼吸も忘れて口づけに没頭して…。
そのうち離れて行った唇に、薄く目を開くと
ナニかを堪えるみたいな熱い瞳を見つけ
どくんと胸を跳ねさせた瞬間、
ふっと微笑んだ天元は
今度は私の耳にちゅっと軽いキスをして行った。

「っあ…や、ぁ…んっ…」

どこまでも優しい仕草で
私の不安を拭い去ってくれる。

あぁもう、抗うのはやめよう。
この人なら大丈夫。
全部、委ねても大丈夫…

そう思った途端に、
彼の動きがひどく甘いものに感じられて

「あ、…ふぁ…っ、天元…、」

まるで求めるような声を上げてしまう私に
彼はふと耳への愛撫を止め、

「…睦…?」

目尻から流れる涙を唇で追う。

「…あん、まり優しく、しないで…」

私の発した一言に、
驚いて顔を上げた。












泣いているのは、
快感と喜悦からだと思っていた。

気持ちをほぐそうと、優しくしたつもり。
それを『優しくしないで』とはこれ如何に。
どういう意図なのかを量ろうにも…

睦のカオを見る限り、
程よく…いや、かなり蕩けていて、
背中にしがみつかせている手も
嫌がる素振りは見せねぇし
俺を拒否する要素は特に見当たらない。


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