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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第49章 .☆.。.:..期待:*・°☆.






なのに睦は眉ひとつ動かしゃしねぇ。

「でも…でもすっごく押して来てたくせに
急にそんな態度とられたら
気になってもしょうがないですよね…
…あ!そういう罠だったんですか⁉︎
カケヒキってヤツですね⁉︎」

「違う‼︎断じて違う!」

そんな知識だけありやがる!
しかも何だか嬉しそうだ。

「えぇ…違うんですか?
でも大成功しちゃってますけど…」

「なんだよ。何が大成功だって…?」

もう俺には、
睦が何を思っていて
自分が何を言っているんだか
さっぱりわからなくなっていた。

調子が狂わされっぱなしだ。
色恋事において、
まさかこんな目に遭う日が来ようとは。


俺がこんなに頭を悩ませているというのに

「音柱様の事、好きになったらだめですか?」

睦は平気で笑顔を作った。
完全に舞い上がっている。

「ダメだろ」

「えぇっ⁉︎だめ⁉︎」

「ダメだ。さっき言ったろ」

「自分は私のこと好きなくせに…」

「俺の事はいいんだよ!
しかも今は封印中だ」

「…じゃあ今は、
私のこと好きじゃないって事ですか」

悲しげな眉にへの字口。
加えて潤んだ瞳を上目遣いに……

お前の方が充分罠だらけだよ!
それが素でやれてるんなら
果てしなく恐ろしい女だな!

「ひどいです。
好きにさせといてそんなこと言うなんて」

「それだよ、それ!それが勘違いだ」

「えー、そうかなぁ…」

「そうなの。まったく……よく考えろ」

すると睦は
テーブルに両肘をかけ
うーんと考え出した。

え?ほんとに考えんの?
こいつ、こんなヤツだっけ…?

これが睦の素なんだとしたら
俺はまだまだ知らない事だらけだ。
もっともっと、知りたくなるからやめてくれ。

「んー…。音柱様…?」

「なんだよ」

嫌な予感しかしねぇな。
でも一応、聞くくらい聞いてやろう。

「ごめんなさい」

「は?何がよ」

「好きになってもいいですかっていうか、
もう好きでした」

「何に気づいてんのお前は⁉︎
考える方間違ってんだろ」


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