• テキストサイズ

【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第48章 .☆.。.:..卒業*・°☆.





「あー、…あぁ!そうかよ…
おーまえはぁ…!」

何かに気がついて
呆れたような声を上げる先生。

「最近おかしかったな。それが理由か」

大きな拳が私の側頭部に
ぐりぐりと押し当てられた。

最近の私の不可解な行動に合点がいったのと
それに対して多少の怒りを感じているのが
そこから伝わって来るようだった。

「うぅう…」

「俺のこと何だと思ってんだよ!」

「だいすきー…」

とんちんかんな返事をした私に

「は?ちが…、そうじゃなくて…
いやそれは俺もなんだけど、」

先生は大いにまごついた。
だってだいすきだよ。
だからどうしたらいいかわからない…

「いたいぃ…」

私が呻くと
先生は慌てて拳をどかして

「確かに卒業したらとは言ったけどなぁ」

そこをよしよししてくれる。

「あんなの言葉の綾だろうが。
誰がすぐにどうこうしようと思うかよ。
まさかお前、そんな事で
ずっと悩んでたんじゃねぇだろうな」

「だって私なんかぁ…!
先生のこと好きだけど…イヤなんだもん
怖いんだもん!でも男の人は
そういうコトしないといられないから
拒んだら嫌われるし、
他のヒトのとこに行っちゃうし…」

「おい、勝手に話進めんなよ」

先生はもう喋るなと言わんばかりに
埋まるほど私を抱きしめた。

苦しいのが嬉しいなんて、
…ヘンなの。

「はぁあ……もー…
俺のことヤんなったのかって思ったろうが」

「へ…?」

「目ェ合わせなかったり
一緒に寝ようとしなかったり…
俺のこと避けてたのはそういう事か…」

「…すき、だから、…きらわれたくないの。
するのを嫌がったら…もしかして
先生どっか行っちゃうかもって思ったら
そんなの耐えられなくて…
なら私が我慢したらいいって…」

もう1度大きなため息をついて、
先生は私を離すと
今度は両手で頬を挟み
ぴったりと顔を合わせて来る。

「バツ!0点!大間違い!」

「ば、つ…?」


/ 2219ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp