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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第39章 輪廻〜if





「おー、さすがに起きたかよ」

「…せんせい…」

「あぁ。もう昼だぞ、よく寝たな」

ドアの隙間から覗くのは
間違いなく宇髄先生で、…
普通ににっこりと笑われて

「…もう、おひる?」

私も普通に返してしまったけれど…

「昼なの⁉︎なんで起こしてくれないの⁉︎」

慌ててベッドから降りようとするも
巻きついた毛布が邪魔で
うまくいかない。

「いや、土曜日土曜日」

滑稽な私の姿を見て
宇髄先生はぷっと吹き出した。

あ、土曜日でしたか…

そっか。

「…ここは、」

「俺の家だな」

「私は…、」

「お前があんなとこで寝るからよ。
さすがに放置できねぇだろ、俺常識人だから」

「あんなとこって、学校のとこ?」

「覚えてんのね」

「うん…」

「そら良かった。悪ィが
勝手に運ばせてもらったぞ」

「…助けちゃダメって言ったつもりなんだけど」

「なにおー?」

先生は眉を寄せてむくれて見せる。

「ほっといてって言ってるのに」 
 
「はいはい。思ってもねぇのに
そんなこと言ってんなよ」



「はぁ?思ってるし!」

「そーかそーか。
メシあるから来い」

先生は話半分に返事をして
ちょいちょいと手招きした。

「聞いてんの⁉︎」

「聞いてねぇよ。ウソは聞こえねぇ。
いいからメシ食え」

ウソじゃないのに!

相変わらずむっかつく。
お腹空いてるから余計に頭にくる。
全部先生の思い通りみたいになってる!

「話は食ってからだ」

ドアに隙間を作ったまま
先生は顔を引っ込めて
向こうへと戻っていった。

……

…………

そして2度と戻ってくる事はなかった。


来いって事だよ!
やっぱむかつく‼︎





バタンとやや乱暴に
ベッドルームのドアを閉めた。

さっきも思ったけどインテリアが素敵。
邪魔なものも足りないものもない感じ。
やっぱりセンスはいいのかな。

そんなことより。

ダイニングテーブルに広げられた、
ちょっとしたホームパーティーと
勘違いしそうな
この料理の数は何事だろう…!

「先生が作ったの…!」


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