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鬼滅の刃R18 藤の花嫁(冨岡夢)

第78章 柱の子育て奮闘記


「実弥さん、実弥さん!」

「落ち着け、どうしたんだァ?」

「喋ったんです!実幸(みゆき)が!」



幸は長女を抱えて不死川の元へ駆け寄ると、興奮冷めやらぬといった風で、報告してきた。



「は?」

「あー、ぶー、ぱ!」

「ね?ぱぱ、って呼ぶんですよー?」

「ぱぁ、ぱ?」



我が子の呼び掛けに固まった不死川に対して、幸は喜んで駆け回る。



「やりましたよ!実弥さ……?」

「ありがとなァ、幸…」



急に頭を撫でられて驚きつつも、気分がいいのでにこっと笑えば、不死川が抱き締めてきてこう言った。



「俺を、父親にしてくれて、ありがとう……」

「……そんな、実弥さんは……いえ、自慢の旦那様なのですから、堂々としていて下さい……///」



だんだん恥ずかしくなってきた幸は不死川の耳元でそう囁いた。


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