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鬼滅の刃R18 藤の花嫁(冨岡夢)

第72章 乞い願う、光を求めて


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乱れた身なりを整えたくて、白藤は右京沿いのあばら家に入った。


せめて、見た目だけでも良くしなくては。

お兄様に余計な心配をかけてしまう。


比較的、新しい家屋だったため、鏡台があった。


前の家主が使って居たのだろう。


一度、髪を解いて、鏡を見つめる。


泣き腫らした目元と白い髪が、より一層白藤の心を深く抉る。


酷い也だ。


まるで、鬼女の様な見た目に辟易していた時。


ガタガタと物音がした。



「金目のものが無いか、探せ!」



物盗りが入ったのだ。


逃げなければ……


白藤が視線を感じて振り返ると、その場にいた物盗りは悲鳴を上げて出ていった。



「鬼女が出た!」



そう、叫んでいた。


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