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鬼滅の刃R18 藤の花嫁(冨岡夢)

第70章 咲くは朱なれど散るは白


「ちぃっ!余計な真似を!!」


明らかに気分を害したと言った風情で、集中を乱した蘆屋道満。


「こうなれば、こちらも只では済まさん!!行け、我が式達よ!!」


三枚の紙片が、変容していく。

人身を象った式神へと具現化したのである。





その姿は……


先程、死闘の末に打ち倒した上弦の鬼、三名と瓜二つで。


違うのは、彼等が自らの意思なく技を繰り出して向かってくるというもの……


死してなお、脅威として、術者の駒にされる彼等を見て。




白藤は、ぎゅうと胸が苦しくなった。


彼等は先程、ようやく人として意味のある死を遂げられたのに……。


これでは、彼等が報われない。




「白藤!!」



私に向けて、上弦の壱の技が放たれる。


ああ、このまま……



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