第12章 ※熱帯夜
ぐっと指を押し込めば、濡れそぼった中はすんなりと受け入れる。
「今日は随分と積極的じゃん?」
かき混ぜながら、弱いところをピンポイントで責め立てれば、きゅうんとかわいく締めつけてくる。
「朝までたっぷり楽しませてくれるってことだよな?」
指を2本にして粘膜の壁を圧迫する。指の腹でぐいぐい押せば、ヒダが絡みつくようにオレの指を咥えて蠢きだす。
「や、まって…急に激し…っ」
指の動きに合わせてくちゅくちゅと水音が鳴る。
「や、あぁぁ…ッ!ん、んぅ…ッ!」
「おねだりしてきたのはナナだろ?」
と言ってぐいと壁を押せば、ひくんと中が反応する。
指2本の刺激が強すぎるのか、ナナの顔が苦しそうに歪む。
「だめ、やだっ…、やめて、漏れちゃうッ」
「いいぜ漏らしても」
「やめて、や、あ、ぁぁあ…ッ」
抵抗を無視して強い刺激で愛撫し続けると、ナナが涙をポロポロとこぼす。中がうねるように脈を打つ。
「我慢すんなよ…そのまま、出していいから…」
耳元で囁きながら追い詰めていく。
「あ、あ、あ、だめぇっ!でちゃ…う、あぁぁっ!」
ナナはぐっと身体を仰け反らせながら固く目を閉じた。
温かな体液がオレの腕を濡らす。
ビクンビクンと、快感の余韻に浸りながらグッタリとしている。
「浴衣がびっしょりだな」
初めての潮吹きに戸惑っているのか、お気に入りの浴衣を汚したことへの罪悪感なのか、ナナは一向に泣き止まない。
「やめてって言ったのに…ひどいぃ…」
あれだけねだってきたくせに、わがままなヤツ。
「もうやだっ…したくない…」
拒絶も泣き顔もオレにとっては興奮剤。あわれなナナは嗜虐心というものをわかっていないようだ。
コンドームに手を伸ばし、泣いて嫌がるナナのショーツを乱暴に脱がせる。
「やだ、やだぁッ!」
「こっちはもう我慢の限界なんだよ」
一気に奥まで差し込むと、悲鳴じみた声が部屋に響いた。