第23章 high
荒く呼吸をしながらおれを見つめるその目は
瞳孔が開いてるようにみえる おれの目の錯覚なのか、なんなのか
いやでも、結構開いてるような…
でも怖くなくって、なんか吸い込まれる。
表情はとろとろに蕩けてて…
穂波の手がおれの頬に伸び、
吸い寄せられるように唇が重なる。
だいぶ乱れてるように見えたけど、
優しくて柔らかくて気持ちいい、いつもの穂波のキス。
角度を変えながら何度も口付けてるうちに
どちらともなく舌が触れ、絡み合う
キスが深くなると自ずと互いの腰が動き始める
穂波の動きに合わせて奥に小刻みに突くようにする
一度動き始めるともう止められなくって、
キスしながら奥に押し当てるようにぐりぐりとし続けてると
ふわっと奥の方が広がる感じがする
穂波の奥にあるものが下に降りてきて、
おれの先端に柔らかく沈んでくるような感じ
…やば、気持ちいい
ナカがまたきゅうっと締まる
多分穂波は緩急みたいなのはあるんだろうけど
もうずっとイッてる状態なんだと思う… エクスタシーにずっといる
ふっと肩を押され押し倒されて、
穂波に覆いかぶさられる。
そのまま深く口付けながらおれに跨り腰を揺らし続ける。
ときおり甘い声を漏らしながら。
でも、なんかすごく静かだ。 …あれ?
『研磨くんッ……… もぉ考えなくていいから』
「え」
『わたしに集中、して?』
穂波に集中してはいたんだけど。
『…んッ 研磨くんの感覚にしゅうちゅ…うして?』
「………」
え、おれこころ読まれてる?
穂波の腰が速度を上げて動き出す…
下から見るその揺れもしなり具合も表情も全部全部がやばい。
『研磨くん…』
「…ん?」
『こっち、見て』
言われた通りにすると
真っ直ぐにおれのめを見つめながらおれの胸に手を添えて腰を回す
顔もみたい。目もみたい。でも、腰も揺れる胸もみたい。
髪の毛も、鎖骨も、開いた脚も…
つい目がいろんなとこに行ってしまう
全部が綺麗すぎて、見逃したくない