第23章 high
ー穂波sideー
だいぶ目が覚めたとはいえ、
まだすこし頭が寝てるようなぼんやりとした意識のなか、
快感の波がどんどんと押し寄せてきて
あれよあれよと絶頂まで誘われた。
ゆっくりと優しく口付けてから、
研磨くんは顔をあげていつもの、あの眼。
冷静で色っぽいあの眼でわたしを優しく見つめる。
「…ん。かわいい。穂波、すき」
どこか満足そうな顔でそう言ってころーんとわたしのよこに寝転がる。
合宿後にいっぱいゲームしてたから、
瞼がもう今すぐにでも閉じてーって言ってるみたいに見える。
『…ん、研磨くん。瞼がとっても重そう。すき』
「…ん。眠い。穂波寝よう。寝よう」
同じことを2回呟いて研磨くんはわたしを抱き枕みたいに抱え込む。
「暑い?」
『ううん、心地いい。ぺたぺたも暑いもすき。研磨くんすき』
「…穂波も眠いよね、なんか言ってることがちょっとおかしい」
『研磨くん、合宿お疲れさま』
「…ん。穂波も」
『おやすみ、研磨くん』
「おやすみ、穂波」
電気を消して、チュッと口付けて目を閉じる。
合宿後なのもあって、
2人は布団に溶けてくみたいに眠りに落ちる。