第53章 紡ぐ未来
鬼がいなくなり1年が経つ頃には、怪我人たちも皆んな日常生活が送れるようになっていた。
今もなおリハビリを必要とする者もいたが、穏やかな月日が流れていた。
そんな日々の中、産屋敷家当主の輝利哉様より元鬼殺隊士たちの元へ花見の招待状が届いた。
『懐かしい面々ですね。』
実「そうだなァ。」
今でもよく会うしのぶや蜜璃たち以外とは久しぶりの再会だった。
宇「よぉ!!久しぶりだなぁご両人!!」
『宇髄さん。お久しぶりです。』
実「別に久しぶりでもねぇだろォ。」
宇「お前とはな。音白と会うのはお前の引っ越しの日以来だぞ。」
実「そうなのかァ??」
『そうですね。もう同僚でもないのに貴方たち程頻繁に会ってたら雛鶴さんたちに申し訳ないです。』
須「えぇ〜そんなこと気になさらなくていいのに〜。」
ま「こら!!急に話しかけたら失礼でしょうが!!」
須「まきをさんぶつのは酷いですぅ!!」
雛「こらこら2人とも。そんな騒ぐ方が失礼でしょ。」
『お久しぶりです。私は大丈夫ですよ。』
そんな賑やかな雰囲気に自然と人が集まり始める。
甘「杏ちゃーんこの間ぶりね!!雛鶴さんたちも!!」
『蜜璃さん。』
女子組がきゃっきゃと話していると、その隣で男組も話し始めていた。
伊「元気そうだな。」
実「伊黒か。」