第52章 未来の約束
『でも、今は食べ物持ってないですよ。』
犬の頭を撫でている不死川にどうするんですかと杏も犬の頭を撫でる。
不「そうだなァ。」
『……連れて帰ります??この子が良ければですけど。』
不「いいのかァ??」
『えぇ。サクラたちと喧嘩しないなら。』
不「あいつらは大丈夫だろォ。」
『ということなんだけど、一緒に来る??少なくとも今よりは安心して子育てできるわよ。』
杏は犬を撫でながらそう尋ねる。
犬は首を傾げながら杏と不死川を見上げている。
『ふふっ。着いてくるならおいで。歓迎するわよ。』
杏は立ち上がって折り返して歩き始める。
不死川もそれについて歩き始めると犬も自然とついてくる。
不「まさか同じ日に一緒に住むやつが増えるとはなァ。」
『まだわかりませんよ。家に着いたら嫌になっていなくなっちゃうかも。』
不「かもなァ。つか、犬って何食わせたらいいんだろうな。妊娠してるなら適当なもんじゃだめだよなァ。」
『そうですね。蜜璃さんと悲鳴嶼さんに聞いてみますか。猫飼ってらっしゃいますし。』
そんなことを話しながら2人と1匹で帰途に着いた。
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