第18章 そしてWCは伝説となる
『なななな…何してんの!?///』
「智也さんと木吉もしたんだ。これくらい僕もいいだろう。それとも…嫌だったか?僕のは」
『そんな事ないよ。その…嬉しいけど、やっぱ恥ずかしいよ。それにお兄ちゃん達からのと征ちゃんからのじゃ、意味が全然違うって言うか…』
征ちゃんは少し驚いた表情を見せた後、満足そうに笑った。そしてそれなら問題ない、といつもの調子で言った。すると下からお母さんから布団をどうするか聞かれた。そうだ、征ちゃんが寝る場所を考えなければならなかった。
『征ちゃん、どこで寝る?一応空き部屋もあるけど』
「僕はどこでも構わないよ。…と言いたいが、本音を言わせてもらうと朱音と寝たいかな。まぁ、朱音の両親がそれを許すはずがないと思うが」
母「あら、別にいいわよ」
『!?お母さん!?何でここに…』
母「朱音がなかなか決めてくれないからでしょう。それで、どうするの?ここで2人で寝るの?」
「いえ、それはさすがにまずいと思うのですが」
母「確かにまずいわね。けどそんな事をすれば赤司君はお父さんにも私にも認めてもらえないわよ?それでもいいの?それに…お母さんには赤司君がそんなバカげた事をするとは思えないわ。朱音がそんな人を選ぶとも思えないし」
『お母さん…ありがとう』
「やはり親子ですね。考え方が朱音さんに似ています」
母「いいのよ。赤司君もありがとう。で、ここに布団を置けばいいのよね?朱音のベッドは割と広いから掛布団だけで十分ね」
『えっ!?同じベッドなの!?』
母「何言ってんのよ。明日も試合のある赤司君に床の硬さを感じる布団で寝させるの?」
『っ…それは…』
母「いいじゃない。男の人と寝るのにも慣れておきなさい。特に相手が赤司君なら尚更よ」
お母さんは楽しそうに笑い、掛布団だけ置いて部屋から出て行った。