第105章 *足跡ビーチ(エースの夢)*
シルバー『力を貸してくれること、感謝する。ありがとう、エース。それから、先ほどはセベクが..』
コテージでの一件を謝罪するため申し訳無さそうに軽く頭を下げるが、当の本人はヒラヒラと手を振り"あー、そういういいんで"とさして気にした素振りを見せなかった
エース『別にオレ、あんたらのために行くわけじゃないし。シルバー先輩に頭下げてもらうことないよ。
っつーか..あんたやリリア先輩がそうやって甘やかすから、セベクがどんどん調子に乗るんじゃないの?』
セベク『なっ..!?』
エース『お前もお前で、先輩に頭下げてもらって恥ずかしくないわけ?』
下から睨みつけながら再び正論を突きつけられ、心当たりがあり頭を抱えるシルバーの横で、セベクは言葉をつまらせながらも反論するため軽く吠え立てた
セベク『ば、馬鹿にするな!僕はシルバーに甘やかされたことなどない!』
オルト『セベクさん。エースさんがコテージから出ていってからずっと気まずそうにしてたんだから..
さっきは偉そうにしてごめん。これから一緒に頑張ろうね!って素直に言えばいいのに』
イデア『残念ながらヒロイン氏以外、それが言えたらナイトレイブンカレッジ生やってないんすわ..』
エース『ですよねー。ま、でもオレはセベクと違って大人なんで?広い心で許してやってもいいけど?』
セベク『なんだと?元はといえば貴様が..!』
『ま、待って2人とも。もうケンカはダメ。これから一緒に頑張るお友達なんだから、仲良くしよ?ね?』
エース『...ん?』
まだ言い争いを起こしそうな雰囲気に慌てて2人の間に割って入る姿にエースは一瞬だけ疑問を浮かべ、またすぐにセベクへと視線を移し軽く睨みつけた
エース『オトモダチ、ねぇ..悪いけど、今でもお前とは友達になれねぇわ』
セベク『ふん!同意見だな。貴様と友人になるなど、そんなものこちらから..』
『セベク』
セベク『うっ..し、しかしこいつの態度はやはり気に食わん』
『それなら私の時みたいに、これからお互いのことをもっともっと知っていってから考えよ?』