第105章 *足跡ビーチ(エースの夢)*
グリム『オレ様は別に、エースのやつがいなくたって全然寂しくねーし。マレウスくらい一捻りだけど..』
デュース『でも、なんかすっきりはしねぇっつーか..』
『エースは、やって言ってたけど..それでも、一緒にいたい』
ユウ『そうだよね。あいつの気持ちもわかるけど、ここまで来たのに..』
『『『.......』』』
デュース『あー、もう!僕はあれこれ考えるのは得意じゃねえんだ!グリム、ユウ、レイラ。もう1回エースと話をしに行ってみようぜ。ダイヤモンド先輩の後を追いかけるぞ!』
ユウ『うん、行こうか』
『ん!』
互いの目を見て大きく頷くと、急いでコテージを後にし、ジャングルへと入っていった2人を探して走り始めた
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南国リゾート・ジャングル
鬱蒼としたジャングルの中は、海岸より暑さは多少抑えられているものの、目の前を阻むように好き放題に伸びた木々、四方から聞こえる鳥や動物たちの声、いつ何が飛び出してくるかわからない状況に警戒心を抱きながら進んでいく
『足音......あっち』
デュース『よし、少し速度を上げるぞ。早くダイヤモンド先輩に追いつかないと』
ユウ『しっかし、歪んでるとはいえエースの"不快を除いた幸せな夢"ってのが、これとはね..』
『..私たちのこと、考えてくれたんだ』
ユウ『でもそれは所詮偽物。エースには悪いけど、頭ぶっ叩いて現実を見てもらわないとね』
『ん.......ぁ、ケイさんの声。近いよ』
デュース『!ほんとだ。遠くの方に先輩が歩いてる。追いつくぞ!
待ってください、ダイヤモンド先輩!』
ケイト『あれ?デュースちゃんたち、どしたん?』
デュース『エースを深く眠らせる前に、もう1回話をさせてもらえませんか!』
『やっぱりみんなで一緒に行きたいの』
ユウ『それに仮に置いていくとしても、ちゃんと話してからにしたいですから』
ケイト『....あははっ!やだなぁ。そんなこと、ちゃーんと分かってるよ!いいねー、1年生ちゃんたち!フレッシュでかわいーなぁ』