第91章 *内密コール*
塔の頂上に近づくにつれ、それ以上近づくなと言わんばかりに、激しい雷撃がリリアの頭上に降り注ぐ
リリア『ぐっ!!なんて威力だ..直撃したら一巻の終わりだな。だが..
ははっ!お前が俺の呼びかけに返事をしてくれたのは、この200年で初めてじゃないか!』
キィイイイーーーーー!!
リリア『この声..やっぱり間違いない。泣いてるんだ、あいつは!』
その瞬間、雷撃が頬と半身を掠め鋭い痛みが走る。まるで癇癪を起こしているかのように
ズガンッ!!
リリア『ぐああっ!お、怒ってるのか?わ、悪かったよ。ずっとお前を孵してやることができなくて..』
ズガンッ!!
リリア『違うのか?わかんねぇよ!泣いてないで、俺に分かる言葉で喋れ!』
ズガンッ!!
リリア『ぐはっ!はぁ、はぁ..よ、よーし..分かった。その意気だ!もっと泣け!赤ん坊ってのは、それでいい!いいぞ!思いっきりやれ!』
ズガンッ!!ズガンッ!!
降り注いだ雷撃がリリアの体を貫く。激しい痛みに一瞬気を失いそうになるのを何とか耐えながら、マレウスから絶対に目をそらすことはしない
リリア『うがぁっ!!はぁっ、くそ、痛え!体がバラバラになりそうだ!マレノア!レヴァーン!てめぇらは空の上から高みの見物か!?良いご身分だな、おい!!』
ズガンッ!!
リリア『ぐっ!!まだお前らのところに、マレウスは行かせねぇぞ!マレウスは見るんだ。お前たちが見ることができなかった世界を..!』
キィイイイーーーー!!!
リリア『そうか..マレウス、お前..
寂しくて泣いてんのか?』