• テキストサイズ

【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第87章 *懐刀インパクト*










シルバー『はぁああああっ!!』


最後の掘削機を破壊し終えたシルバーとリリアも、レイラたち同様荒く息を吐いて膝に手をついた


リリア『はぁ、はぁ..全部、片付けたか?』


シルバー『はぁっ、は〜っ..は、はい..今のが、最後の1機だったよう、です..!』


リリア『はは..お前、もう立ってるのがやっとじゃねぇか。ここらが潮時だ、悪いことは言わねぇ。もう自分たちの国へ帰れ。お前らなら、この先にある人間の港町に助けを求めれば保護してもらえるだろう』








『なに、それ..』






シルバー『レイラ. .』


無事を確認しに歩いてきたレイラは、リリアの言葉に動揺しその場で歩みを止めた


リリア『そのままの意味だ。お前らはもうここで俺たちとお別れだ。こんな戦いだらけの日々から安全な学園生活に戻るんだよ』


『..や。絶対に帰らない』


リリア『おい』


シルバー『俺も彼女と同じ気持ちです』


リリア『これは俺たちの問題だ。関係ないお前らが、これ以上付き合う義理はねぇ』


シルバー『関係あります!だって俺はあなたの..!』


リリア『俺の?』


シルバー『むすっ..〜〜〜っ!』







"息子"





その1言が言いたいのに言えず、シルバーはもどかしさに拳を握りしめた。隣に立つレイラはそのもどかしさが痛いほど伝わり、静かにその手を包むように触れる


シルバー『とにかく、その..皆さんの力になりたいので』


リリア『会ったばっかりの妖精相手に、本当に変な人間だな..

はぁ..そこまで言うならもう止めない。好きにしろ』



シルバー『はい。好きにします』







『まだ、離れるの..や』


シルバーから離れ今度はリリアの手を取り、少し疲れた笑みで見上げると、リリアは眉をひそめてレイラの頬についた砂をそっと拭ってやった


/ 2235ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp