第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編
「まぁ、最初は芸能人っては思わなかった……。
それが、ゆりとの初めての出会いです。」
「へぇ……それから?」
「……え?」
和真の言葉に首を傾げる憲吾。
「「……話し、もう終わり?」」←
「終わりです。後は普通に別れて帰りました。」←
「「……。」」
((味気ねぇな……))←
思った以上にさっぱりとした憲吾の話し、
どうやらおじさんたちには少し物足りなかったようだ。
「……ゆり、あの時のこと本当に嬉しそうに話してたんだぞ?
三船くんがいなかったらどうなってたかって︎……
他にも色々助けてくれたんだろ?ゆりのこと、」
「「……。」」
((ナイス藤ヶ谷先生、))←
「「……。」」
((話し広がるチャンス……))←
太輔の言葉に憲吾から話の続きが聞けるのではないかと期待する一行、
だが憲吾は……
「……まぁ、本当に危なかしかったんで。」←
(あのままで今の状況だったら、ホント今より悲惨になってたかもな……)
「「話し薄っ!!」」←
やはり多くは語らない。笑
和真の質問は終わり次は陸の番となった。
「じゃあ今度はライバルの話!
こう言っちゃあれだけどゆりもすげぇモテまくってるだろ?
特にアイドルだし……一番厄介な恋のライバルって誰?」
(急に話飛んだ……)
「……そもそも、
現役のアイドルが自分の彼女になるとか全く想像つかなかったのでなんとも……」
「ほぉほぉ……最大のライバルはファンってこと?
ゆりファンって、ガチ恋勢も多いって話だしなー。」
「え、そうなの?」←
陸の言葉に思わず固まる太輔。
「……先生、ゆりはアイツの娘っすよ。
てか、ずっとゆりのライブ見てるなら容易に想像つくっしょ……」
「……固」←
「「やっぱり親バカかコイツ……」」←
陸と和真は固まる太輔に同時にツッコむのだった。
そして陸は再び話を憲吾に振った。