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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編


ゆりたちの背後に現れた宙、
話していた人物たちはみんな驚いた様子で宙を見上げた。


「っ宙さん……」
(わざわざ他の共演者がいる前でそんなこと言わなくても……)

「やっほーゆりちゃん♪
後ろ座るねー」


宙はゆりたちが座る後ろの席に着いた。
そして突然ゆりとは両思いだと言い出した宙の言葉に驚きを隠せない
ユウタやケント、千鶴も信じられないと言う表情で宙を見上げた。
一行が呆然とする中、キラは立ち上がり宙を見下ろした。


『アンタ、一体何なのよっ!
よくこんな大勢の前でそんな口聞けるわね!
ゆりの立場も考えたらどうなの!?』
(ゆりは絶対、私たちに嘘をついてる……それを知ってるのは
ごく一部の人間だけでいいのに他の共演者やスタッフがいる中でコイツはよくも……)


キラは外部にも宙がゆりのことを好きで
ゆりもまた宙が好きだという嘘の真実を知られてしまうことが悔しかった。
軽く憲吾のことを知っている千鶴はなぜゆりが会って間もない人物を
好きになってるのか理解が追いつかなかった。


「っゆり……これどう言うこと?
貴女の想い人は別の人でしょ……?
なのになんで、東郷さんが……」

「っ……宙さん、みんなビックリするからいきなり言わないでくださいよ……
私一応現役のアイドルですよ?
っ好きな人くらい、仕事中は隠しててくださいよ……」

「「っ!?」」

「『っ……』」


涼介とキラが苦い表情を見せる中ゆりの言葉に驚きを隠せない千鶴たち。


「っちょ、ゆりちゃんどうなってんの……?」

「っそうだよ……何で彼じゃないの……?
ライブでも散々、想い伝えていたのに……」


ユウタとケントも信じられないと言う顔でゆりを見た。
そんな中ゆりは淡々とした様子で口を開いた。


「……私まだ中2ですよ?
そう簡単に運命の人なんて、現れないでしょうし
好きな人変わるのも別に普通のことじゃないですか……」

「「っ……」」
((こんなこと、ガヤが知ったら……))


ゆりの言った言葉が信じられないと思うユウタとケント、
そしてこのことを知ったらタイスケがどれほど傷ついてしまうのかと
痛いほどわかってしまった……。

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