第21章 ☆Bad END☆ エピローグ ー主人公編ー
プライベートルームに着くとゆりが先にお風呂に入ることになり
今日1日の疲れを落とした。
「はぁ……今日はなんか疲れちゃったな……」
(明日、本当にどうなるんだろ……
宙さん達、上手くやってくれるかな……)
そんな不安も覚えながらお風呂から上がったゆりは
ベビードールを着用し洗面所から出た。
「響さん、あがりました。」
「そうか……オレもひと段落ついたとこだ。
オレも入らせてもらう、」
「はい、ごゆっくりどうぞ。」
(宙さんからLINE来てるか見ておかなきゃ……)
ゆりは響が浴室に入ったのを確認すると
宙からLINEが入っていないか確認してみた。
すると一件のメッセージが届いていた。
【今のとこゆりちゃんの手引き通りに進んでるよ】
【だから安心していいよ】
「っよかった……」
(一応トーク履歴は消しておこ……)
ゆりは【ありがとうございます】と一言送ると
トーク履歴を削除した。スマホを自分の部屋に置くとゆりは
響の部屋に入りベッドに座りながら響が来るのを待った。
普段から香水をつけている響の部屋にはほんのりと匂いが漂っており
その匂いはゆりを落ち着かせた。
「明日、無事に終わるといいな……」
(憲吾には悪いけど、私はもう貴方の元にはいけないよ……)
そして間もなくしてお風呂から上がったであろう響が部屋に入ってきた。
「まだ眠ってなかったのか、眠いなら先に寝ててもよかったんだぞ。」
「うん、響さん来てから寝たかったから……」
「そうか、」
ベッドの上に座っていたゆり、
「響さんは、まだ眠くないの?」
「お前ほどじゃねぇが寝れないほどじゃねぇよ、」
響もゆりの頭を撫でながら隣に座った。
そしてゆりは響が隣に座るなり胸板に頭を寄せた。
「……。」
(響さんの匂い、凄く落ち着く……)
「……今日は随分と甘えてくんな、明日が不安なのか?」
「……かも、しれない……」
(本当に不安で仕方ない……憲吾は今頃、どうしてるのかな……)