第9章 嘘と喧嘩と団結力 ★
>>side:Satoshi
事務所のカフェは割と人が多くて…
かずが嫌がったから、
俺らは足早に車に向かった。
和「…ごめんね…」
智「俺らは食べたもん、がっつり」
潤「そうそう。珈琲、途中で買おうな」
和「……ぁりがと…」
車に乗ると、かずはすぐに
隣に座った俺に抱きついてきた。
不安だったのかな…
智「…昨日寝れなかったのかなー?」
潤「んー?また寝た?」
智「うん…」
潤「まぁ…いま眠れてるならいいんじゃない?智の横で」
智「ふふ…ちょっと嬉しいね」
潤「ふはは!そうね」
車の中で、かずはまた眠った。
俺の腕をぎゅって握って。
潤「かずが飲んでるのってここのだっけ?」
智「そう。だけど…これじゃなくていいんじゃない?これ仕事の時飲むんでしょ」
潤「あー…確かに。スタバ行こっか」
智「うん♪俺甘いの飲みたい~」
潤「今なんだろーね、フラペチーノ?」
智「ふふ…休みって感じだな」
潤「…だね♪」
かずが寝たから、潤は少し遠回りして
車を走らせてくれた。
ドライブ気分でちょっと楽しい♪
智「かず、起きて?スタバ着いた」
和「…スタバ…?」
潤「何にする?」
和「…ラテ」
潤「スタバラテな?」
和「ん…」
智「俺ほうじ茶ラテ」
潤「フラペチーノじゃなくていいの?」
智「温かい気分」
潤「んー」
ドライブスルーで買って、家に向かう。
かずもここからは起きてた。
智「よく寝てたね」
和「ん…おいし…」
智「ちょっとちょうだい」
和「それなに?」
智「ほうじ茶ラテ」
和「ん。…じゅん何買ったの?」
潤「かずといっしょ」
和「なんだ」
潤「はは!なんだよ」
和「ふふ…」
表情も明るくて、安心した。
いつものかわいいかず。
ちょっとふわふわしてるけど…
-家
スーパーには3人で行って、
晩ご飯の材料を買った。
2人で余計なもの買って潤に怒られて
笑って…いつもの、休みの日。
潤「かずー、手伝って」
和「はーい」
智「雅紀20時くらいでしょ?待ってるよね?先に風呂入っちゃう?」
潤「待ってる。風呂はいっちゃお」
智「もうためるねー」
潤「さんきゅ」
今日はかずご希望のキムチ鍋。
潤の横で楽しそう。
やっぱり、こないだまでは変だったことが
今の笑顔を見るとよく分かる。
守らなきゃな、この笑顔。
1人で頑張ってくれてたんだもんね。
