第18章 罰
昼休み 【杏菜パート】
今、私は屋上にいる。
呼び出されたのだ。いじめっ子Aに。
いじめっ子A「今日はちょっと、杏菜ちゃんに提案があってぇ~♪」
相変わらず喋り方気持ち悪いなぁ~…。
杏菜「なんでしょーか?…。」
いじめっ子A「杏菜ちゃんの事、いじめるの、やめようかなって」
……は?
今更?意味わかんないんだけど?
私は一番、疑問に思っていることを聞いた。
杏菜「るかはどうすんの?」
いじめっ子A「は?アイツはそのまま、いじめるよ?あっ!なんなら一緒にいじめる???」
………。
何、言ってんのコイツ。
バカじゃないの?
杏菜「ホントにバカだね。アンタ。人生、生きてて楽しいの?」
……。
あー。嫌な予感するわ。
いじめっ子A「はぁぁ???人生楽しい??楽しいに決まってんじゃん!バカはアンタらでしょ?いじめられて、折角、昨日だってるかに“いじめやめるから”って言っても否定するし、アンタらの方が人生損してんじゃん」
…昨日?
そんなの聞いてないんだけど。
てか、何?コイツの頭どうなってんの?
気づいたら私はいじめっ子Aに掴みかかっていた。
殴って殴られて。蹴って蹴られて。
それが何分も繰り返されると思ってた。
でも、それは違った。