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最愛 【黒子のバスケ】

第11章 NBA


side青峰

シカゴに入って二日間の調整

シーズン中はとにかく移動が多くて全米を回るからすげぇ疲れるけど今回はみさきに会えると思うだけで体が軽い気がした。

シュートとパスの感覚を確かめて体に違和感がねぇかを確かめるだけの軽い運動で調整を済ませる

『めちゃくちゃ調子いいな』

『あー。すげぇいいかもな。つーかお前だっていいじゃねぇかよ』

『まぁな。お前今回またホテル断ったって?タイガのとこか』

『あぁ』

遠征の時は基本チームが用意したホテルに泊まるってのが普通だけど、絶対そうしなきゃいけねぇ訳じゃねぇ。
シカゴにいるときは自由のきく火神の家にいる方がリラックスできていい感じに集中できるからそうしてる。
しかもあいつの家は風呂が日本仕様だからいい。

『シカゴだといつもホテルを断るからお前のゴシップはタイガとの関係のカムフラージュじゃねぇかって言われてるぜ(笑)』

『気持悪りぃこと言うんじゃねーよ。そいつぶっ殺すぞ』

『俺は違う説だな。今回の試合でお前が取った関係者席に来る、NYで審査員やった女。本命だろ?』

チッ!何でバレてんだよ。

『黙ってろよ。絶対ぇ他の奴に言うなよ』

『付き合ってどれくらいだ?』

『付き合ってねー。俺の一方通行だ。つーかお前の嫁なんで観戦なんだよ。いつも踊るだろ』

『今は踊れないんだ。大事な時だ』

『?』

『他の奴にまだ言うなよ。子供ができた』

『マジか!やったな!』

結婚して結構経つけど何故か子供ができねぇって言ってたから純粋に俺も嬉しかった

『一応安定期だけど心配だから周りが自然と気づくまで知らない振りしてくれ』

『あぁ。おめでとう。オヤジだな』

『子供に見せる初めての試合だ。負けられない』

『そうだな』

今回こいつもチームのホテルを断って嫁と二人で違うとこに泊まるらしい。

誰かの為にバスケをするなんておかしな話かもしれねぇけど、そういう奴がいた方が頑張れる。

前に言われた『好きな女がいた方がめちゃくちゃ頑張れる』ってのがすげぇ分かる。


あー早く会いてぇわ。

もうすぐみさきに会える。

無機質なスマホの画面じゃねぇ本物のみさき。

明日の試合の為に充電させてもらう
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