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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


少しでも長く一緒にいたかったから最終便を取ったはいいけど、部屋を出たらどうしようか迷ってた時に部屋に誘ってくれたのは驚いた。


目をキョロキョロさせて下唇を噛んでちょっと顔が赤くて、分かってやってんのかと思うくらい可愛い。


そんなん行くに決まってんだろ
行かねぇ訳ねぇ。


一緒にいられんならどこでもいい。

外にいりゃ色々うるせぇから、多少狭くても1つの部屋に二人でいられんのはすげぇ嬉しかった。



4時ギリギリまでこっちにいることにしてソファで話してたら、寝室をチラチラ見てるから何かと思ったけど、俺がケトルの電源を入れるために立ち上がったら黒須が一目散に寝室に入った。


何があんのかと思えばいきなりハイテンションでジャンプして…


ガキかよ…

最高だな。
面白すぎる。


俺をトイレだと思い込んでたせいかゲッて顔して俺を見た黒須に手を出すと、俺の手に黒須の小さい手がゆっくり重ねられて、離されねぇうちに握って起こした。




そのまま抱き寄せたい衝動を必死に抑え込んでリビングに行くように誘導したけど…





やべぇ…


すげぇ抱きてぇ






我慢だ俺

耐えろ



ここで早まったら全部オジャンだ



今までこんなに抱きてぇと思ったことなかった。

一緒にいりゃ抱くけど、別にヤダって言われりゃやめられたと思う。

まぁヤダって言われたことねぇから分かんねぇ。




けど実際…ヤらねぇなら一緒にいる意味がねぇとも思ってた。




黒須といると自分が自分じゃねぇみたいになるときがある。

でも不思議とそれが全然嫌じゃねぇ


思い通りにいかねぇのに黒須といるとすげぇ楽しい
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