第105章 光の癌(三雲)
恵土「きゃあああああああああ!^^//♪」
恵土が母を受け止める時、あることが浮かんだ
フランダースの犬…
別の世界線での自身とパトラッシュを……
ネロ=恵土(原初の始祖神)
パトラッシュ=恵土の母(宿灘)
アロア=秀次(原初の滅神)
誰からも救われず守られず信じられず
報われることも無いまま、亡くなった
それを見て…恵土は安堵したように笑った
恵土「よかった……私一人じゃないんだ
こんなこと言っちゃ不謹慎だけど……
でも…どこもそうだよね^^//」にっこり
武彦さんは…
ネロの時にはルーベンスの絵を見せ、パトラッシュと逢わせたくせに
恵土の時にはさせないんですね
人の心ありますか?
あの子は今も、苦しんで、身を文字通り削って、やっとの思いでここまで来たのに…
人の心は無いんですか?それにも劣る神の心ですか?
こんなワガママ言うこと無いですよね?
顔も声も思い出せない、薄情者だ、あんなに大事にされたのに裏切り者だって…泣いましたよね?
逢わせるぐらいさせてあげたらどうなんですか?
その弁舌により、面会用にとしようとしたが間に合わず
母が対岸に着いた頃に恵土が飛んできたのもあって、同様に母が走り出して送り出していった
9月20日
14:08
三雲について話が上がった
次の瞬間恵土は身を震わせ出した
頭を抱えて泣き叫び出した
恵土「かみさま…
おねがいっ…たすけて…
たすけてええええ!」頭を抱え慟哭
滂沱の涙を流し、双眸から滝のように水を溢れさせ、頭を両手で抱えて叫びを慟哭を上げた
突如、ベッド上にいた
ベッドに座らされていた恵土の身体に異変が起こった
ぐらっ←頭がグラつく
恵土「あっ」
ふらっ←全身が宙に浮く感覚に包まれる
恵土「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」瞑目絶叫
バリイン!!!!
ふっ
どさっ
恵土「………」
目を開けたまま、微動だにしない恵土に
秀次は駆け寄り、肩に手を添えて名を呼び掛ける
【原初の始祖神様の願いにより…記憶を剥奪しました】
