第105章 光の癌(三雲)
はあっ!!」ごおっ!!!!
恵土の全身から途方も無い光の奔流が迸る
太刀川「あれ…?これ…ヤバい感じ?;」たらーり困惑
恵土「誕生日だからって…手加減しねえぞ慶」にやあ!
太刀川「ははっ
いいな…(ふっ)
(そうこなくっちゃ!)
俺も…全力で一撃に籠めるぜ!!」じゃきっ!!
左側を後ろにし、右手に持った剣を構え、光の奔流の全てをそこに籠める
剣を…自らの手足と見立てて最大の自己強化した上で……
恵土「瞑目)
すううううっ
はああああっ
(集中しろ…
全てを…雷に!!
発するその瞬間に!!!)
(かっ!!!)←開眼
(雷の通り道として…一体化した、全てを籠めた一撃を!!)
雷霆(らいてい)!一閃(いっせん)!!」左拳を振り抜く
太刀川「俺は小難しいことは考えられねえ
ただこの一撃に…全てを籠めるだけだ!!)
黒曜(こくよう)!開闢(かいびゃく)!!」右手に持った剣を抜刀し振り抜く
ほんの一瞬
雷が発生した瞬間に起こる特大の熱波の一点集中放火による融解
闇が水と溶け合い、黒曜の如く固まり全てを消す最大火力の一撃
互いがぶつかり合った刹那…
光が消え、一瞬静まり返った
その直後
凄まじい閃光と共に
文字通り辺り一帯が空間ごと消し飛んだ
その凄まじい消滅の波動と衝撃波に吹き飛ばされる中
辛うじて受け身を取ったが双方共に壁に叩き付けられた
『がはっ!!』
ダメージはエゲツなかったが…
恵土は再生で、太刀川は自己強化で持ち直した
『はあっはあっはあっ…』
太刀川「はああああっ」
がくっ
ぺたん
太刀川「ちょっと…休憩」
恵土「私はまだ行ける
よってお前の負け」
太刀川「そりゃねえだろ!?;」
恵土「冗談だよ」
ぺたん←恵土が尻餅をつく
恵土「こっちも限界
すまん;」
太刀川「ほっ…
俺も動けねえ
はははっ
こんな一撃放てるなんて知らねえし」
恵土「ねー…マジでヤバかった
もう撃てない」
太刀川「…寝るか」
恵土「うん」
太刀川「おやすみ」
恵土「おやすみ
ふあああっ」
『すー…すー…』
お互い壁にもたれ掛かり、互いの肩の上に頭を乗せ
神器を側に置いたまま爆睡し出した
気持ち良さそうな顔をして——
生駒「え?おわり?」ぽかん
疲れて寝ている二人を前に
思わず見守っていた生駒は呟いた(咄嗟にかわしていた)
生駒判定
引き分け
