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Unlimited【ダンまち】

第89章 堆魂の儀(ついこんのぎ)





ずっと――ずっと―――愛してる――――^^

そう、愛を謳い、想いを重ね、紡ぎ合う…
後ろ頭で手を組んで、幸せそうに笑うケイトと…
それを見て、心底嬉しそうに笑い、槌を指差し、フォボスは自身の胸を叩き、笑い掛ける

目を見開くケイトに対し
フォボスは満面の笑みで返し…
それにやや遅れて、笑みを浮かべ、満面の笑みで返す


『心』を忘れるな――
ちゃんと中に居るよ

『想い』の中にもね――


そう、声にならない想いが、僕の耳にも聞こえた



ケイト「微笑)…
^^

うん!!」

最後の顔は、見えなかった…
しかし…

その口角は上がり、心底嬉しそうに見えた


静かに光る、小さな光の雫に…僕は黙って目を瞑り、見ない振りをした



やっと通じ合えた…
心が聞こえた…
そのことが嬉しくて嬉しくて堪らないようだった――

今にも踊り出しそうなぐらいに、小走りとスキップで走って行き…
神フォボスの墓を再建して参っていたと同時に響いた声に、心が躍って踊って仕方ないように見えた


心底はしゃいでいるようで…それがとても眩くて、僕まで嬉しくなるぐらい…皆、幸せそうに笑っていた――



ケイト「おばあちゃん……辛いよ」ぽつり

いつだったか…
癌クロッゾがパイオニアを返しに来た際の伝言を、ラウルからパイオニアと共に受けて渡された際(1588ページ参照)に聞こえた、微かに耳を掠めた声を思い出していた


その声は…神フォボスのことだった



そして『今』――『幸せ』という時を迎えている…

神フォボスの望んだ、明るい、温かな未来…
それを少しでも叶えられるようにと、邁進し続けた…
弟子が切り拓いた道…共に築き上げていく、『新たな時代』を――


笑って見守っているのを、切に感じ入るばかりだった――――



マナメタルの武器や防具や魔道具は、それに設置した魔石の魔力をもとに魔法を行使できる←519ページ参照

ただし、家電や包丁等の家庭製品は出来ないように設定されている
危険だからね


役場の大きさは横28m,奥行き40m,高さ15mだ
かなり広めに設計されており、お陰で皆が皆快適に過ごせている
そして世界全国各地の役場、及び全ての建物はマナメタルで創られている

『マナメタル変動期』と呼ばれた理由は1億年経っても整備要らずで常に使い続けていられた側面にある


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