第74章 融和
なので…周りにそうさせる力があるか、ないか、それだけの違いです
闇にはなく、癌にはあった。だから癌だけは消す外ないし、消されたのです」
ケイト「そっか…
魔界の中は、魂や霊体が無いとは言え全く同じ環境だったのに…」俯
始祖神「そこが彼の限界だったのです…
彼のことを思うのなら、強いず、そっとしときなさい」
ケイト「…はい!」真剣頷
フィン「『光』に対し『光』で
「闇」に対しても『光』で返せる、
ただし、『その人の為にも正当化はしない』ぐらいの心が、肝心なんだね?」
始祖神&ベリアル「「うんうん!!」」強く二度頷く
フィン「と言っても…自分が壊れるまで追い詰めるのも、よくないと思うが」ちらっ←じと目
ケイト「何で私を見るの;」
『事実でしょ?』
ティオネ「代表例じゃないの」やれやれお手上げ溜息
ケイト「…;
鋭意努力します
ごめんね沢山心配かけちゃって;」
ガレス「はっはっはっはっ!
しなくなったケイトなど、ケイトではないだろう?」くすくす
フィン「壊れないよう、支えるしかないね」微笑
愛しいものへ向けるような眼差しで、彼は笑った
フィン「ふふっ^^」
愛しいと、そんな想いを込められたもの
だから…
決めないと――
『はっはっはっはっはっ^^』
皆の笑い声の中…不意に、視界が白ばんだ
意識が遠のくのを感じた
フィンが目を見張らせて駆け寄り、そっと肩を抱かれた感触、温もりを最後に…
意識が途切れた
泣き疲れてなのか、安心してなのか、よくはわからない
フィン「緊張の糸が切れたんだろう」
そんなフィンの声が、心配する皆の念と共に感じられた
力を送り込んで、治してまでくれた
フィン「お疲れ様…(微笑)
本当に、よく頑張ったね」微笑なでなで
ちゅっ
頭を撫でて、唇を奪われた
そのまま横抱きにされ、運ばれていくのを感じたのを最後に、意識が完全に消えた
あれから…私は眠りについていた
全てが終わった訳だけれど…
救えなかった事実は変わらない…
死のうとまで、本気で思い悩んだりもした…
でも……
フィン「すーすー」
どうやら心配を掛けたようで、傍らで離れずに寝るフィンを見た
ケイト「ごめんね…(なで)
取り戻せるよう、
思い出しても、壊れないよう
頑張るから…(ぎゅうっ!)
傍にいてね」